2015年09月17日

福山議員、鴻池委員長の不信任動議提出し涙

安全保障関連法案を審議している参院特別委員会で17日午後、民主党などが提出した鴻池祥肇委員長の不信任動議をめぐり、趣旨説明に立った同党の福山哲郎議員が、涙声で提出に至った経緯を述べた。

 不信任の動議を出した立場にもかかわらず、鴻池氏の言動を評価する内容が多く含まれていた。

 民主党の理事として、鴻池氏とさまざまな交渉に当たってきた福山氏は、「昔の自民党議員の先生には、党派を超えてかわいがっていただき、国会のルールやしきたりを教えていただいた。今の自民党にはそういう人が少ない」とした上で、「そんな中で、鴻池委員長は尊敬できる委員長だった」と指摘した。

 今年7月、礒崎陽輔首相補佐官が法的安定性を軽視するような発言をしたことを受け、礒崎氏の参考人質疑の実施に踏み切ったことや、鴻池氏が「参議院で審議中にいかがなものか。我々は、衆院の下部組織でも官邸の下請けでもない」と苦言を呈したことも評価。「参考人質疑の実施は、鴻池委員長のご英断がなければできなかった。立派だった」と、持ち上げた。

 この日の特別委員会は、午前8時50分に理事会を始めるという、与野党の「約束」が破られる形でスタート。この判断についても、「鴻池委員長の本意とは思わない」と指摘。その上で、与党側の審議日程が拙速だとして、さらなる審議が必要だと強調した。

 鴻池氏は委員会質疑の中で、中谷元防衛相の答弁が不十分だった際など、審議を止めて再答弁を求める場面が目立った。そのため、野党からも中立、公平な議事運営ぶりを、評価する声が強かった。シアリス
レビトラ



Posted by evasann11 at 16:56│Comments(0)
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